土地に設置してある境界標をそのまま放置していませんか?境界標は単なる目印ではありません。土地という大切な財産を守り、トラブルを未然に防ぐために大変重要な存在です。測量を行って正しい位置に境界標を設置しましょう。
境界標の種類
境界標にはいくつかの種類があります。境界標の大きさや材質について特に決まりはありませんが、コンクリートやプラスチック、金属などの永続性のある素材を用いるのが一般的です。
以下を参考に、現在設置している境界標の状態をご確認ください。
コンクリート杭
設置には手間がかかりますが、視認性が良い境界標です。ものによって大きさや長さは異なります。
金属標
現地の永続性のあるコンクリート構造物などに、金属鋲やコンクリートボンドを使用して設置されます。材質は、ステンレスや真鍮、アルミなど様々な境界標が開発されています。ちなみに、写真にあるような桐のマークは、土地家屋調査士のみが使用することができる境界標で、信頼の証です。
プラスチック杭
簡単に加工できるため市場に多く出回っています。軽量で扱いやすい反面、長い年月を経た場合、紫外線による劣化が心配されます。
木杭
一時的な杭として用いられていますが、1~2年程度で腐食するため耐久性はありません。
石杭
御影石をはじめとした、美しく永続性のある素材が用いられます。加工に手間がかかるため価格は高めです。
境界紛争を起こさないために
境界標が設置されていても、溝が消えかかっていると境界がはっきりせず、紛争の引き金となる場合があります。また、現時点では境界について口約束で合意していても、世代が変わったときは境界が曖昧になり、最悪の場合裁判になることがあります。
誰にでも分かるように境界標を設置し、適切に管理していくことが、土地という大切な財産を守ることに繋がるのです。
近隣で建物工事が行われる場合は、境界標を守るためにも、事前に施工業者に確認しておきましょう。
境界標が移動するおそれがあるときや、なくなってしまった場合は、専門知識を有する土地家屋調査士にご相談ください。
弊事務所は愛知県宇和島市において、土地登記・測量のご依頼を受け付けております。分筆登記や地目変更登記、確定測量、現況測量も土地家屋調査が責任を持ってサポートいたします。
土地の売却に伴う測量でお困りの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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宇和島で測量調査の相談は【兵頭栄次土地家屋調査士事務所】 概要
事務所名 |
兵頭栄次土地家屋調査士事務所 |
所在地 |
〒798-1115 愛媛県宇和島市三間町戸雁509番地 |
電話番号 |
0895‐58‐2133 |
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業務内容 |
建物表題登記、土地分筆登記などの調査・測量等。 |
説明 |
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